AFROSICK(あふろしっく)は、宮沢和史が1998年に発表した以下3種類から構成される2ndスタジオ・アルバム。タイトルの"AFROSICK"(「アフロ病」)は、宮沢の造語。 前作『Sixteenth Moon』を真冬のイギリスでレコーディングした宮沢は、休む間もなく真夏のブラジルへ渡り、本作『AFROSICK』の制作に取りかかる。1997年12月にサルヴァドール、年明けの1月にリオデジャネイロでレコーディングが行われた。このレコーディングには、ブラジルのミュージックシーンを担う新世代のアーティストが参加。マルコス・スザーノ、カルニーニョス・ブラウン
概要
本作は以下の3種類のアルバムが存在する。
「AFROSICK(オリジナル・ポルトガル語ヴァージョン)」(1998年7月8日発売)
ブラジル発売用に制作された、前編ポルトガル語でのアルバム。
規格品番:TOCP-50596[1]
「AFROSICK」(1998年7月18日発売)
日本発売用で主に日本語で歌唱。規格品番:TOCT-10311[2]
「AFROSICK(ポルトガル語ヴァージョン)」(1998年10月16日発売)
「オリジナル・ポルトガル語ヴァージョン」に、ボーナス・トラックとしてリミックスを4ヴァージョン加え、宮沢のライナーノーツ等を加えた日本編集盤。
規格品番:TOCP-50727[3]
いずれも曲順は同じだが、ポルトガル語と日本語の楽曲では曲名が異なる。
『AFROSICK(オリジナル・ポルトガル語ヴァージョン)』
宮沢和史 の スタジオ・アルバム
リリース1998年7月8日
ジャンルロック
レーベル東芝EMI
宮沢和史 アルバム 年表
Sixteenth Moon 全作曲:宮沢和史 作詞:レニーニ(2,3)ペドロ・ルイス(4,5,7)カルリーニョス・ブラウン(6,10,11)パウリーニョ・モスカ(8,9) 『AFROSICK(日本盤)』 Sixteenth Moon 全作曲:宮沢和史(4以外)宮沢和史・CATAPILA(4) 『AFROSICK(ポルトガル語ヴァージョン)』
(1998年)AFROSICK
(1998年)MIYAZAWA
(2001年)
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オリジナル・ポルトガル語ヴァージョン
収録曲
AFROSICK
ILUSAO DE ETICA
E TUDO TAO MENOR
NA PALMA DA MAO
BRASILEIRO EM TOQUIO
CAPITA DE AREIA
CINCO OU SEIS
DUVIDA CERTA
EM BUSCA DA ALMA PERDIDA
ANJOS (IRMAOS)
LAIAS
※1998年5月21日にブラジルEMIでも発売[4]。日本でも入手可能だが、当然ながら日本語での解説・対訳などは付いていない。
宮沢和史 の スタジオ・アルバム
リリース1998年7月18日
ジャンルロック
時間38分03秒[5]
レーベル東芝EMI
チャート最高順位
週間38位(オリコン)
宮沢和史 アルバム 年表
(1998年)AFROSICK
(1998年)MIYAZAWA
(2001年)
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日本盤
収録曲
AFROSICK
ILLUSION
作詞:国安真奈/レニーニ/宮沢和史
矮小な惑星
作詞:レニーニ/宮沢和史
愛を見失うほど
作詞:宮沢和史
ブラジル人・イン・トーキョー
作詞:ペドロ・ルイス/宮沢和史
CAPITA DE AREIA?砂の戦士
作詞:カルリーニョス・ブラウン
CINCO OU SEIS?5か、6か
作詞:ペドロ・ルイス
死刑台への道
作詞:宮沢和史/パウリーニョ・モスカ
難破船
作詞:国安真奈/パウリーニョ・モスカ/宮沢和史
ANJOS?天使たち
作詞:カルリーニョス・ブラウン/高野寛/宮沢和史
潮騒
作詞:カルリーニョス・ブラウン/宮沢和史
※1998年7月18日発売。「オリジナル・ポルトガル語ヴァージョン」と同日発売されるはずであったが、生産工程の遅れにより発売日が10日ずれたため一般的なCDの発売日である水曜日ではなく、土曜日の発売となった。
宮沢和史 の スタジオ・アルバム
リリース1998年10月16日
ジャンルロック
時間68分14秒[3]
レーベル東芝EMI
宮沢和史 アルバム 年表